妄想第4話 ~それぞれの思惑~ (前編)

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はい、どうもこんばんわ。
ナオきちさんです。


というわけでね、メリークリスマス!!つってもね、もう完全に出遅れた感はありますよね。
経験値1.5倍とかぶっていたため、そんなクリスマスは満喫できませんでしたよ、僕は。
なんやねん、と。もう今年もすぐ終わるよってに!みたいなね。感じですよね。


さて、皆さんは2008年、いかがでしたか?

僕はまぁ色々、楽しいことも辛いこともありましたけどね、また自分なりのやり方でROもリアルのほうも楽しんでいけたらいいなぁと思います。
ポンコツな僕ですが、また来年もよろしくお願いいたします。




というわけで、これ、一体どこがゴールやねん!!?とね
書いてる本人も迷走しまくっている、来年まで持ち越しになってしまったという大変残念な小説企画の第4弾です。
そんなわけで以下、ナオさんの書いた無慈悲な妄想を見るにあたっての注意点です。必ずお読みください。



・この物語は完全フィクションです。

・劇中に出てくる登場人物がROの世界にもいますが、人物・設定・性格など内容とは一切無関係です。
 (ドキッ!キャラ崩壊もあるよ☆)

・世界観・キャラなど設定が適当です。また誤字・脱字もあります。気にせず読んでください。

・意外と長いです。時間のあるときにのんびりとご覧下さい。

・小説として読むと、文体やお話の構成が適当で読みづらいかもしれません。
 これは小説ではありません。 「妄想エンターテイメント」 です。




というわけで、以上の事に同意して頂いた方のみ、下の追記からご覧下さい。











<前回のあらすじ>

私立ラグナロク学園に入学してきたナオ吉を待ち受けていたのは、甘酸っぱいときめき学園ライフではなく
~自己紹介サバイバル~という、自己を紹介するために開かれたデス・ゲームであったッ!!
果たしてこれに見事勝ち抜き、伝説の木の下で待つ学園のマドンナに無事告白を受けることができるのかっ!?

<登場人物紹介>

・ナオ吉 (♂ 殴りハイプリースト) <ゾウさんチーム>
 この物語の主人公。曲がったことと、えっちなことだけは絶対に許さない!という真面目な性格であり、
 森とかに座ってると自然に、バンビとかがわっさー集まってくるほど心優しい感じが身体から滲み出ている。

・ありす (♀ 養子アコライト) <ゾウさんチーム>
 ちみっこい外見だが中身は高校生の、おっちょこちょいな風味な少女。最近買った電化製品はデジタルハイビジョンレコーダー。

・モルダヴァ (♀ アルケミスト) <ゾウさんチーム>
 ゴブリンの仮面を着け、ボソボソ喋る怪しい少女。最近食べておいしいと思った物は釜茹でたらば蟹。

・結 (♀ 殴りハイプリースト) <パンダさんチーム>
 凶暴をまさに絵に描いたような1年アスペルシオ組の覇王の座を狙う野望高き女子。最近よく使う格闘技はブラジル柔術。

・アフター (♂ ブラックスミス) <パンダさんチーム>
 テンションが高いうえに、奇声という名の雄たけびを上げるすぐ病院を紹介したい男子。最近好きな女優は古都ひかる。

・なつき (♀ ガンスリンガー) <パンダさんチーム>
 小さいものに目がないロリコニスト有段者とナオ吉を唸らせる少女。最近応援しているお笑い芸人はオオカミ少年。

・ナプレシオ (♂ スーパーノービス) <チーム不明>
 数々の地区のものまね大会で様々な賞をかっさらっていく少年。最近使っているシャンプーは、冷蔵庫で保存しないと腐ってしまう無添加シャンプー。

・九月 蒼香 (♀ クルセイダー) 
 1年アスペルシオ組の担任を務める勢いだけの不条理すぎる先生。最近愛用してるポケモンはオニドリル。

・ほしの あき (♀ アイドル)
 ティーンズ雑誌『プチセブン』の専属モデルだった友人に誘われ同誌専属モデルとなり、
その後、2001年にある意味Wメギンを所持しているためグラビアアイドルへ。ナオ吉に密かに想いをよせている。












聖☆私立ラグナロク学園
第4話 ~それぞれの思惑~ (前編)








「ふぎゃああああ、何ですのぉ!?この触手の群れは!?」


その声は1年アスペルシオ組の教室中に響いた。
教室のドアの前には未だペノメナが多数群がっており、その触手でクラスにいる人間を襲っていた。
あんまりどういう風に襲われてるかは、具体的に説明してしまうとR-15くらいの表現をバッシバシに使わないといけないため、
皆さんの素敵な空想科学的な妄想に是非一任するが、まぁ、何かそのくらいえらいことになっていた。

さきほど悲鳴をあげた茶色い長いストレートヘアーのハイプリーストも、その触手に翻弄され、
触手により身体を持ち上げられては、ソラキタ!!わっしょいわっしょい!!と、テンション高めに胴上げされている一人である。



OZMA!!ちょっとこの触手なんとかなさい!!!」



ハイプリーストの少女は、高圧的な口調ですぐ下にいたアサシンクロスの姿をした少年に命令をすると、
「・・・かしこまりました、お嬢様。」  と、彼は返事と同時にすぐ駆け出し、両腕から2本の短剣を取り出しては、
常人では見えないような速さでハイプリーストの少女を捕らえていた触手をあっという間に切り刻んでいった。


「ぎゃん!!!」


その触手によって持ち上げられていたハイプリーストは、落下により床にお尻を叩きつけていた。
そして、間髪入れずにアサシンクロスの少年は二刀の短剣を十字に下ろすと、そこから紫色の衝撃波を撃ち出し、周りにいたペノメナを次々と始末していった。



「お嬢様、大丈夫ですか?」



「全然大丈夫じゃありませんわ!!竜宮 恵魅璃!どうして落ちてきたわたくしを助けなかったの!?」

尻餅をついているハイプリーストの少女の側に駆け寄った、
その竜宮 恵魅璃と呼ばれた騎士の姿をした少女は困惑した、バツの悪そうな顔を見せた。



「申し訳ございません。お嬢様が重そうだったので、つい・・・・」


「アナタ、ぶっ飛ばしますわよ!?
 アナタのその一言多い性格をどうにかしなさいって毎回言ってますでしょう!?」


「はっ、申し訳ございません・・・。」


「まったくもう・・・ところで、このペノメナは一体なんなんですの?」

鋭い剣幕で睨まれた竜宮であったが、「私もわかりません」 と、両手をあげ軽くジェスチャーをしてみせた。
そして、その質問の回答に、周囲のペノメナをある程度殲滅させたOZMAと呼ばれたアサシンクロスが代わりに答えた。



「先程、ゾウの帽子をかぶった3人がペノメナに襲われる事無く、教室を出て行くのを見ました・・・
 恐らく、その者達のせいかと・・・」



「ゾウさんチームですと、あのHR中に騒いでいたハイプリーストの、ナオ吉とかいう男だったと思いますよ、お嬢様。」


思いついたように、竜宮が後付けした。
そして、それを聞いたお嬢様と呼ばれているハイプリーストの少女はそれを確信したかのように肩を震わせて笑った。



「ふっふっふ・・・
 そのナオ吉とかいう下劣なる雄が、ペノメナを使ってわたくしをイヤラシイ目にあわせた張本人ってわけですわね・・・
 竜宮!!OZMA!!!なんとしてでも、そのゾウさんチームを追いかけるわよ!!!
 そして、わたくし達、鳥さんチームの恐ろしさを見せてやるわよ!!
 おーっほっほっほっほ!!」




「「はい、ぽちこお嬢様。」」


高笑いと共に、ハイプリーストの女子と従者のような二人は教室から出て行った。

































「ふぅ、全く・・・・今後こういった醜いモンスターが美しい僕の前に現れないことを願うばかりだよ・・・。」

可愛らしいネコ耳のヘアバンドを着けたハイプリーストの格好をした神経質そうな少年は、
始末されたペノメナの死骸を汚らわしいものを見るような目で一瞥しながら、そのキューティクルに富んだ髪をかきわけた。


「いやぁ、ほんと!急にペノメナが現れたときはビックリしちゃったねぇ、トムくん!!!あっはっは!!」

その隣りにいた、少年と同じネコ耳のヘアバンドを着けたジプシーの格好をした少女は、
そのトムと呼んだ少年の肩をバッシバシと叩きながらあっけらかんと笑っていた。
叩かれているトムのほうはだいぶ、痛がってるような困ったような顔をしていた。


「ちょっちょっ、やちくん・・・
 あまりそう人の肩をバッシバシと叩くものじゃないよ。僕は他の庶民と違ってデリケートな身体なんだから・・・」


「なにそれ!!意味わかんないよぉ、あっはっはっは!!」

やちと呼ばれたジプシーの少女は、箸が転がっただけで笑ってしまうような、笑いの沸点の低さを見せ
トムの肩を構わずバッシバシと叩き続けた。「ちょっ、マジ、痛ッ!肩痛ッ!!」 と、トムの必死の抗議もむなしく
彼の肩は容赦なく叩かれていた。彼の肩の骨がおかしくなるのも時間の問題であろう。


「うふふ、そこらへんにしておきなさい、やちさん。トムさんが嫌がってますよ。」


トムの肩を叩き続けるのを一向にやめない、やちをなだめるかのように現れたのは、同じネコ耳ヘアバンドを着けたハイプリーストの少女であった。
彼女は非常に穏やかな物腰、そして上品さも兼ね備えるようなたたずまいに、他のクラスメイトであるプリースト達とは違う
そう、まるで本物の聖職者であるかのような清楚という代名詞がピッタリ当てはまるようなイメージである。


「えぇ~?別にそんなに嫌がってないよねぇ、トムくん?あっはっは!!」

やちはハイプリーストの少女の制止を聞かず、構わずバッシバシとトムの肩を叩き続けた。
叩かれている本人は、嫌とかそういう以前にもう完全に肩を負傷している顔をしている。どこか折れてるかもしれない。

「・・・・・」 変わらずニッコリと微笑みを絶やさないハイプリーストの少女は、笑顔で黙ったままやちの側まで歩き
彼女の目の前で、ぴたりとその足を止めた。変わらぬ笑顔のままに何かを感じたか、やちは叩き続けていたその手を止めた。




「うふふ、あんまり調子に乗らないように・・・・ね?」

ハイプリーストの少女は謎の威圧感を放ったかニッコリと笑うと、やちはおとなしく 「はっ・・・はい。」 と答えその手をおろした。
今まで肩を叩かれ続けたトムは、「きっ、君は一体どんな教育を受けたんだい!!」 とかなんとか
やちに対し、自分の肩をおさえながら、やんややんやと文句を言っていたがハイプリーストの少女は無視していた。

「うふふ、さてここらへんのペノメナはあらかた片付いたし、私達も屋上へ向かいましょうか。
 あの結とかいう筋肉ゴリラのハイプリーストにも、あのナオ吉とかいう単細胞なハイプリーストにも
 このクラスの裏で仕切る権利は、誰にも渡しませんよ・・・ うっふっふ。」


「あっ、梨加~、ちょっと待ってよぉ~~」



その梨加と呼んだ黒い笑顔のハイプリーストの少女を追いかけて、やちは教室を出て行った。
後ろでそれを見ていたトムは、やれやれ・・・とタメ息をつきながら二人の後を追ったが、
教室を出るところで彼は、自分の肩の異変を薄々感じていた。



「・・・・あれ、やっぱこれ折れてね?」


























ペノメナの触手の襲撃を猛スピードでかいくぐり抜け、片手に持ったナイフでペノメナを次々と刺していく。
その姿は 「蝶のように舞い、蜂のように刺す」 といった言葉がピッタリあてはまるような、それほどの身のこなしであった。

周囲のペノメナのラスト1匹を片付けたところで、そのスーパーノービスの少女はその手を止め、腰の鞘にそのナイフを収め
後ろでそれぞれ戦闘していた、少女と同じクマさんの帽子をかぶったメンバーに声をかけた。


「ふぅ・・・こっちは大方片付いたわね。ハマーズさん。ナプレシオ君。怪我はない?」


「えぇ、こっちも大丈夫。横沸きする事もないだろうし、もう安全だと思いますよ。」


ハマーズと呼ばれた桃色の髪を一本に結んで留めているアサシンクロスの姿をした少女は、
その両手の装備してあったカタールをしまい、凛とした態度で臨戦態勢を解除した。


「僕のほうも問題ないよっ!!」

ナプレシオと呼ばれたスーパーノニービスの少年は軽くウィンクしながら親指を立ててみせた。
そして、スーパーノービスの彼女は二人の無事を確認するとその側まで駆け寄り、二人の手をしっかりと握った。

「でも二人とも怪我もなく、無事で本当に良かったわ!
私達せっかく一緒のチームメイトになったんですもの。このサバイバルも力を合わせて頑張っていきましょうっ!」

クラスに一人はいそうな真面目で仕切り屋な女子、いわゆるクラス委員長のようなタイプの彼女だったが、
その明るくしっかりとした真面目な態度にチームメイトである二人も、彼女の雰囲気には一種の信頼ともいえる、安心感を覚えていた。



「あっ、そういえば!ナオ吉くんがもういなくなってる!」


と、改めてあたりを見回したナプレシオが気付いたように声をあげた。



「そうなんだ。ペノメナの群れをかいくぐって、もうこの教室を出てるなんて、
 随分と実力がある人なのね。ナプくんのお友達なの?」


「いやぁ、友達っていうか、まだ喋ったばっかなんだけどさぁ~
 スーパーノービスクラブに入らないか、って声かけたんだけど スーパーノービスなんて絶対嫌だぜ!ファック!
 って言われちゃってさ、断られちゃったんだよねぇ~(笑) あっはっは☆」


能天気に笑っているナプレシオだったが、その彼とは裏腹に先程まで爽やかな笑顔を浮かべていたスーパーノービスの少女は、
こめかみにピキッと青スジをたてていた。その隣りに立っていたハマーズは、彼女の顔の豹変に気付き 「ヒィ!」 と小さく悲鳴をあげた。



「スーパーノービスが嫌・・・・だとぉ?」


「あっ、あれ、どうしちゃったの?flawless (フローレス)さん??」

鬼のような形相で、プルプルと怒りで震えている彼女にナプレシオも気付き声をかけたが
その気遣いもどうやら無意味だったらしい。



「スパノビの何処が嫌なんじゃあぁぁ、
ボケえええええぇぇ!!!」



彼女は怒声をクラス中に響かせた。
さきほどまでの温厚な姿からは想像できないような、鬼のような形相の彼女に、ハマーズとナプレシオは動揺の色を隠せない。

「崇高にて神聖なる職業でもあるスーパーノービスを言うに事欠いて嫌だとぉ?スパノビの真の魅力も分からないような豚野郎に、とやかく言われる筋合いがそもそも無いんじゃねぇかと私は思うんだけど、もしその豚野郎を見つけたらそいつの臓物を引きずり出して弱火でコトコトじっくりと煮込んでやろうか、ボケがぁぁぁぁああ!!」

スパノビを貶された(?)怒りか、そのフローレスと呼ばれたスパノビの少女は高らかに怒りに任せて叫んだ。

「ナオ吉だな・・・?その豚野郎の名前、覚えたぞおおお!!!」

そう叫ぶとそのままフローレスは教室を走り出て行った。同じチームのナプレシオとハマーズはそれをポカーンとしばらく見ていたが
やがて、あきらめたかのようにその後を追った。
(ナオ吉くん、ごめん・・・) ナプレシオは、そう誰にも聞こえないほどの小さな声でつぶやいた。









~つづく~
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by naoto-mujyaki | 2008-12-30 18:33 | 妄想エンターテインメント
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