一週間で魔王をガーンと討伐伝説 ~1日目・サンキュー人類~

魔王モロクの名を冠し、
街の地下にその身を封印した砂漠都市モロクに暗雲が立ち込める。

魔王の復活儀式は、名もなき冒険者達の活躍によって一度は阻止されたが、
長い封印の時を耐えて復活を夢見てきた魔王は、
封印の結界にできた小さいほころびを見逃すことなく、ついに復活を果たした。

復活後、魔王は二度と封印されぬよう、その原因として考えられるすべてを破壊し始めた。



魔王は隣接の軍事的、経済的支援の土台となる果てしない砂漠地帯を、
人間が立ち入る事を許さない死の土地に変えた。

砂漠都市モロクと隣接した砂漠地域が最も早く破壊され、
大陸の北側に向かう砂漠地帯も死の土地となった。

魔王モロク復活の報は、砂漠都市モロクから逃げ出した住民や冒険者達によって、
いち早く世界各地に伝えられたが、
あらゆる憶測やでたらめな話が生まれ、人々の魔王モロクに対する恐怖心を増大させた。

魔王の目的は、手始めに自身を封印していた憎むべき砂漠都市を
二度と再生できぬよう徹底的に破壊し、
その後、この世のすべてを同様に破壊し尽くす事だった。

崩壊する砂漠都市モロクを救うため、
世界各地から無名の勇士達や巨大なギルド連合が魔王に戦いを挑んだ。

戦いは果てしなく続くかと思われたが、多くの勇士達の犠牲により、
ついに魔王モロクを次元の狭間へ追放する事に成功した。


しかし、魔王復活の影響により砂漠都市モロクは多大なダメージを受け、
長い時間をかけての再建が必要となるほど徹底的に破壊された。


誰しもが魔王モロクの存在に恐怖し、生きることを諦めかけたそのとき、
オークヒーロー兜をかぶった一人の男が突如として現れた。





・・・・そう、その男の名は。





















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後に 「夢とおっぱいは大きいほうがいい。」 と名言を残し語り継がれるビッグ・ドリーマー。








勇者、ナオ吉である。



はい、というわけでね、こんばんわ。どうも、勇者です。

勇気ある者 と書いて 勇者ですよ。勇気はめちゃめちゃありますからね。
むしろ僕から勇気を取ったら何が残るんですか?と声を大にして言いたい。4~5回は言いたい。
近所のファミリーレストランに行って、禁煙席に一人で店員に案内されて、メニューを数分眺めつつ、
テーブルに置いてある店員を呼び出すボタンを押してピンポ~ン 「はぁ~い、ただいまお伺いしま~す。」 って店員が来たら
「あの、すいません。ところで僕、勇者なんです。」 って言いたい。
ドリンクバーが割引になるまで言いたい。



まぁ、これくらい勇者なわけで。僕ってめちゃめちゃ勇気ありますよね?もう半端ないわけです。勇気が半端ないわけです。

そんな勇気が半端ない僕が聞くには、どうやらこの広大なミッドガルド大陸を舞台にしたファンタジーオンラインRPG。・ラグナロクオンラインの世界にも
魔王だかなんだかがね、好き勝手に暴れまわっているらしいのです。
こんな勇者の僕がそれを聞いてまず黙ってるわけにはいかない。おいしいラーメン屋さんで昼食にラーメンを食べている場合じゃない。

神に選ばれた光の子としてね、まぁ、早速魔王モロクがいるっていうね、モロクに向かいますよ。



ただ、やっぱり魔王と名前がついているだけあって、強大なチカラをもっているに違いないのです。何の準備もなしに行けば、返り討ちにあってしまうでしょう。
ドラゴンクエストとかでもね、ラストダンジョンに向かうときは総力戦になるでしょう。
入念な準備と、魔王モロクに対する対策を整えることが、そう、勝利への第一歩なのです。



ただ、やはり相手は魔王。「ナオさん、きっと勝てないよ~~。」 とかね、思ってる方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな皆さんにまず、僕の今回の魔王対策の装備を見て頂きたいと思います。

これを見て頂ければわかってくださると思いますが、大手Gvギルド顔負けの廃装備にね、
「あぁ~!やっぱりナオさんは僕達とは一味も二味も違うな!!」 とね、こう強く太鼓判を押していただけることでしょう。



御託はいりません。



これが、僕の本気装備です。

















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100点満点の出来でしょう。
まぁ、100点っていうか、120点くらいはいっちゃったんじゃないでしょうか。
赤ペン先生が見ようものなら半狂乱になってもおかしくはない。それくらい完璧な魔王装備だと思います。


そんな完璧すぎたこの装備の解説をし、皆さんに僕が魔王を蹂躙しているイメージをもっていただきましょう。






まずは、ハードセイントローブ。
こちらはプパカード挿しでHPが+700されていますが、そんなのはたいした問題ではありません。いいですか?注目すべき点は
冬から春の季節の変わり目にオシャレな気持ちを忘れていない。ということなんです。
まだ少し肌寒いこの季節にハードセイントローブを着ることによってね、なんだか春の香りをすっごく感じると思うんですよ。
それにこの春の予感を感じさせる緑色のジャケットね、もうね、完全に春の新作ですよね。
魔王モロクに戦いに挑むものがオシャレを忘れるわけにはいかない。むしろオシャレであるからこその勇者なんですね。こういうことですよ。






次に、クラニアルバックラー。
むしろね、これさえあればいい。クラニアルバックラーさえあれば大抵うまくいく。人間関係とかすっごいうまくいく。
嫌な上司もね、生意気な後輩も、怒りっぽいカノジョもね、このクラニアルバックラーがあれば万事解決ですよ。
人と人が支えあって生きていくこの世の中にクラニアルバックラーって絶対必要だと思うんですよね。
もうひとりひとつ、クラニアルバックラーですよ。これで貧しい子供たちはみんな笑顔に、戦争のない素敵な世の中に。
・・・えっ?魔王が敵だって?いえいえ、違います。
本当の敵は自分自身なんです。





次は最も重要なポジションの武器、グランドクロス
・・・もうね、これはゴチャゴチャ言う必要はないでしょう。だって名前勝ちしてますもん。
僕がね、魔王を前にこうチャキーンとグランドクロスを出せば 「な、なにぃ!?そ、それは伝説の武器、グランドクロスだとおお!?」
っていうね感じになると思います。地面に突き刺さってる系のね、なんか伝説級の神々しさですよ。
まぁ、普通に露店で買いましたけども。




次に、ハイレベルシューズ。
遂に魔王と僕が対峙したときに、伝説の勇者がやっと来た感じでね、僕に向かってこう淡々と喋るわけですよ。
「ふっふっふ、よくぞここまで来たな、光の勇者よ。貴様のはらわたを食いちぎってやろうk・・・・
って、+4でハイレベルって、お前それ矛盾しとるやんかーっ!!」
って、魔王が僕の足元を見るなり言うに違いない。完全にノリつっこむに違いない。
もうそうなったらこっちのもんですよ。魔王のペースが完全に崩れ、僕のペースになり戦いを順調に運べる・・・
そう、戦いはこの準備の段階からもう始まっているんです。




そして最後に3つ、モッキングマフラーと、アスレチックコンチネンタルなんとかが2つ。
マフラーによってFLEE+20になり、アクセサリー2つによってAGIが+4、更に攻撃速度も驚くほどあがるこの装備。
魔王は僕の残像すら追うことも難しいでしょう。
もうその姿はさながらイチローですよ。イチローばりのスピードで魔王に挑めば、まず負けることはありえない。
スピードで勝っているわけですから。さすがにイチローのスピードで動き回れば
「WBCを優勝した侍ジャパンに勝てる気がしない・・・!!」 とね、強く思うはずです。
侍ジャパンの勝利なわけです。







このGv大手ギルドからスカウトの声がかかってもおかしくない、
この豪華絢爛な装備を身に纏い、いよいよ魔王モロクが待つ 次元の狭間 に向かう光の勇者の僕です。

きっとこの先に様々な困難が待ち受けているでしょう。

しかし、安心してください。





世界は僕が救う!!!








~つづく~
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by naoto-mujyaki | 2009-04-02 18:05 | Surt黄金伝説
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