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この胸に眠る輝き

みなさんは <mixi> というものをご存知でしょうか。
以前にもチラリと書いたが、会員制の日記サイトみたいなところであり、僕も最近こそ更新しなくなったものの
リアルでの出来事など、いかんせんくだらなく書かせていただいています。
そんななか先日、僕がいつものごとく仕事から帰って、mixiを見ると一件の新着メッセージが届いておりました。
ほむほむ、僕のような生ゴミ野朗にメッセージを送るなんてどこのイモかな?と見てみると。



「おもしろくて久々にパソコンの前で大笑いしたよ。
 アンタ文才あるんじゃないの!」


と、こんなメッセージが2行だけありました。

ん~?ほむほむ、なるほどなるほど。あー、そういうことね。おっけーおっけー。

















元・彼女からでした。



ばばばば、馬鹿かと!!
2年振りに連絡よこしたと思ったらこんなメッセージですよ!!

どのツラ下げて
こんなメッセージ送れるんですか!
この小娘はッ!!


しかもですよ、しかもです!僕のmixi日記を見たということはですよ!
僕が、このナオブログに書いてあるようなしょうもない、くだらない、ダイオキシンまみれのようなネタを!
やれ、生足鑑賞会だ、やれ、カービィのような女性とホテルでカービィだなんて文章も
穴があくほど見られてるに違いないんですよ!!!元・彼女に!!

「あのころの優しかったナオは、もういないのね・・・」  
って馬鹿!!よりによって、こんなおかしなこと書いているmixiを元・彼女に!!
見られるとは!!そしてメッセージ送られるとは!!!迂闊です。僕、迂闊です。

しかも、アンタって!!
40台の別居寸前の夫婦じゃないんですから!!!

付き合ってた頃でも呼ばれなかった名称ですよ!?
というか、普通アンタなんて呼ばれないよ!畜生!



もうほんとになんなんでしょうか、この女は・・・わかりません。意味がわかりません。
そもそも、文才があるなんて・・・文才・・・。文才・・・?
文才・・・確かに言われてハッとしました。今まで全く気付きませんでした。そうか・・・そういうことだったのか・・。


どうやら僕には文才があったようです。
なるほどなるほど。
流石、過去に僕の一番隣にいた女です。
僕の元・理解者です。こんな才能まで理解してくれるなんて。

知っていたのは僕のベットの中のことだけじゃなかったんですね!!


どうやら僕のうちに眠っていた新たな輝かしい才能を彼女が呼び起こしてしまったようです。
文才・・・。
なんてメランコリックな響きでしょう。


文才、それは、文章を巧みに作る才能のこと・・・。
まさに僕の為にあるような言葉ではありませんか。
そう言われて思い返してみれば、中学校の頃から確かにその片鱗をみせはじめていたかもしれません。
国語の成績はいつも大体3くらいでした。

ああ、素晴らしいかな。文才。これから履歴書の資格欄にも書いておこうと思う僕ですが
確かに言われてみればROのなかでも、僕の文才パワーを見出した人は多かったようです。
街で出会った人や、あのヤンモンなどにもお言葉を頂いたほどです。
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これは決して「ブログ書かないとツマンナイよね」的なニュアンスではないと
目から血が出るほど信じたいです。


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・・・・・そうか、僕は小説家になればよかったのか・・・。
なんてことでしょう。何故、高校時代のあのとき進路指導室で言わなかったのか、今でも悔やまれます。
しかし、小説家・・・。まさか僕が小説家なんて微塵も考えたことはありませんでした。

わかりました。仕方ありません。
ROの皆さんや、元・彼女の後押しを受けてこ、ココで僕は
小説を書こうと思います。

内容は小説家・・・といっても、今の社会をバッサリ斬るような
反社会主義を唱えた現代ヒューマニズム的ジャンルでシニカルに捕らえた僕の視点で書いてこうと思います。
きっと、このブログからけやき出版などから声をかけられ
いずれはベストセラーを生む超大作になるのです!!あー、気合はいってきました。

それでは文才の申し子の僕が書く
サスペンスヒューマンドラマショートストーリーををお楽しみください。















<登場人物紹介>

(ナオ吉) 

弱きを助け、強気を挫くみんなのカリスマアイドル。
趣味は川で溺れている子犬を助けることと、迷子になった子供を助けることと
横断歩道で困っているお年寄りを助けること。
自他共に認める爽やかなナイスガイだが
小学4年の頃何故か「お料理研究クラブ」
に入っていたという悲しい過去を持つ。


(リンツン)

ご存知、Surtのシンデレラガール。
永遠の30代を謳っており最近は少し動くと「体の節々が痛い」と
おっさんのようなことを呟いている。
特技はノリツッコミ。他者の追随を許さない程の才能を秘めている。


(ビック・ヤンモン)

<マフィア・ザ・ドッグ>を取り仕切るボス。
その奇妙な言動から「クスリでもキメながらROしているんじゃないか」
という噂が彼と関わった人から絶えないほど証言されている。
最近はモデル業などもしているらしいが
死んだ子山羊の様な目をしているため
一切、成功の気配を見せない。



(アルダン)

<マフィア・ザ・ドッグ>の幹部。
戦闘能力は極めて高く、MVPボスをもいとも簡単に仕留められる程の腕。
そして、倒した後は必ず「狩ったか・・・」
薔薇をくわえて余韻に浸る稀に見る変人。
また、エロ戦闘能力も加えて高いのだが
女性キャラ相手には一切そんな素振りを見せない真のエロ暗殺者でもある。


(レレレ)

<マフィア・ザ・ドッグ>の良心的存在。
だが、言動がどこか腹黒いため、近づきがたいともっぱら言われている。
そして病的なまでにドMである。


(絶倫)

<マフィア・ザ・ドック>の突撃隊長。
後先考えずに突撃する様はまさに鬼人の如き。
ぜひともそのまま地獄への扉へと突撃して欲しいものである。
ちなみにトイレが異様に長いらしい。






(前回までのあらすじ)

8月31日に第三回土星漫談があると聞いたリンツンは
そのまま龍之城フィールドへ向かうが
そこで待っていたのは何と悪の組織であった・・・!!


アルダン 「へいへ~い、カノジョ~!こんなところへ一人で何してるんだい~?
       俺らと一緒に遊ぼうぜ~」

リンツン 「は、離してください!私、急いでるんです!」

レレレ 「ふふふ、隠したって無駄ですよ・・・(メガネをクイクイしながら)
      残念ながらいくら待ったって今日は土星漫談はありませんよ。」

リンツン 「ど、どうしてそのことを・・・!?」

絶倫 「ぐへへ、アッシらの情報網を甘く見ないでほしいでやんすね!
     さぁ、アッシらと一緒に遊ぶでやんすよ!!」 (グイッ!)

リンツン 「嫌ッ!やめて!
       だ、誰か!誰か助けてください!!」

アルダン 「フンッ、こんなところで助けを呼んでも無駄さ・・・
        お前の叫びは誰にも届かないんだよ!!」

ナオ吉 「そこまでにしときな!!」 (シュバッ)

絶倫 「だ、誰でやんすか!!?」

ナオ吉 「悪いな、お前らの様な悪党に名乗る名前は
      一切持ち合わせてないんだ。」

リンツン 「な、ナオ吉さん!!」

ナオ吉 「よう、子猫ちゃん。キミの叫び、確かに届いたぜ。
       ・・・・俺のハートまでな。 (髪をかきあげながら)」

レレレ 「う、噂に聞いたことがあります・・・
      まさかの男があの伝説の・・・!」

ナオ吉 「フッ、楽しいお喋りはここでおしまいだぜ。」

アルダン 「ふざけやがって!やっちまえ!!」


しゅぱぱぱん!! (裏拳3発で3人を沈めるナオ吉)


アルダン 「ぐへぇ、コ、コイツ・・・・強い!!」

ナオ吉 「フッ、明治時代からやりなおしてくるんだな・・・」

リンツン 「あ、ナオ吉さん!!危ない!!!」

ナオ吉 「!?」

ぐしゃあ!!

ナオ吉 「くっ!!」

ヤンモン 「どうやら随分ウチの部下どもを可愛がってくれたようじゃな・・・
       この落とし前、高くつくでぇ・・・?」

3人 「ぼ、ボスッ!!」

ナオ吉 「チッ・・油断しちまった・・・!
       くそ、体が動かねぇ!ここまでか・・・!」

女性の声 (まだあきらめるのは早いですよ・・・
        あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・)

ナオ吉 「その声は、愛と奉納の女神・柚子さんか!」

女神・柚子 (思い出してください・・・
         アナタにはまだ最後の武器が残っているでしょう?)

ナオ吉 「武器・・・そうか・・・!そうだったな・・・」

ヤンモン 「さぁ、これでトドメじゃああ!」 

どごーん!

ヤンモン 「クククッ、これでこのSurtはワシのもんじゃ・・・!?
        な、なにいいいぃぃ!?」

ナオ吉 「悪いな・・・俺には最後の武器があったんだ・・・
      そうそれは愛だ!

ヤンモン 「あ、愛だとぉ!?そんなもんは屑じゃ!幻じゃ!
        もう恋なんてしないなんて言わないよ、絶対!!」

ナオ吉 「くらいな・・・これが俺の愛の鉄拳だ・・・!!」

どぎゃあああん!!

ヤンモン 「そ、そんな馬鹿なああ!(塵になりながら)」

ナオ吉 「テメーの敗因はただひとつ。
      テメーは俺を怒らせた。








第1部・完
     
by naoto-mujyaki | 2007-07-30 03:42 | どうでもいい日記
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